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夕映えとキウイは見た目が似ている人気の多肉植物ですが、実は違う品種です
どちらもアエオニウム属でロゼット型の葉が特徴ですが、葉の色や模様で見分けられます
夕映えは赤やオレンジに色づき、日なたを好むのに対し、キウイは黄緑のトリカラーで半日陰が適しています
育て方は似ていますが、置き場所や水やりにちょっとした違いがあり、初心者でも環境に合わせて選べば失敗しにくいです
増やし方も挿し木や葉挿しなど簡単で、管理のコツを押さえれば長く楽しめます
質問 | 答え |
---|---|
夕映えとキウイの一番の違いは何ですか | 葉の色で、夕映えは赤く染まりやすくキウイは黄緑のトリカラーが特徴です |
どちらが初心者向けですか | どちらも育てやすいですが、置き場所で選びましょう |
室内で育てたい場合、どちらが向いてますか | 明るい半日陰を好むキウイの方が室内向きです |
水やりの頻度に違いはありますか | キウイの方が水もちに弱いので、やや控えめにしましょう |
増やし方は同じですか | どちらも挿し木や葉挿しで簡単に増やせます |
夕映えとキウイは見た目が似てるけど違う多肉植物です
多肉植物の夕映えとキウイはどちらもアエオニウム属で、丸みのある葉をギュッと集めたロゼット形が特徴です
見た目がとても似ているため、同じ植物だと思われることも多いですが、ちゃんと違う品種です
特に成長した姿や葉の色の変化を見ると、はっきり違いがわかってきます
両方とも人気の多肉植物で、初心者にも育てやすいと評判です
基本情報の違い
種類 | 学名・分類 | 別名 |
---|---|---|
夕映え | アエオニウム・オブセーキアム 'オベスケンス' | — |
キウイ | アエオニウム 'キウイ' | 夕映え(キウイ)とも呼ばれる |
似ている点と間違えやすい理由
- どちらも葉がぎゅっと集まったロゼット型
- 葉の先がとがっていて丸みがある
- 春や秋に赤や黄色の色づきがきれい
- 成長すると茎が伸びて木立つように見える
- 多肉植物初心者向けの定番種
特に小さな苗のうちは見た目が非常に似ており、パッと見では区別がつきません
そのため園芸店でも間違えて表示されていることもあります
育てるうちに葉の色や模様の出方で違いがわかってきます
詳しい違いは次の項目で紹介します
葉の色や形で夕映えとキウイの違いがわかります
夕映えとキウイの biggest な違いは葉の色と模様の入り方です
成長とともにその差がはっきりしてくるので、よく観察してみましょう
夕映えの葉の特徴
- 葉の先が赤く染まりやすい
- 全体がオレンジや赤に色づくことがある
- 葉の表面は比較的均一な色
- 色づくとまるで夕焼けみたいになる
- 葉の形はやや細長くてとがっている
名前の通り、夕映えのように赤やオレンジに染まるのが最大の特徴です
特に秋から春にかけてきれいな発色を見せます
キウイの葉の特徴
- 葉の縁が黄色やクリーム色になる
- 中心部は緑色が残る
- 三色(トリカラー)の模様がきれい
- 黄色の縁取りがはっきりしている
- 葉はやや丸みを帯びている
キウイの果物のように黄色と緑が混じった見た目から「キウイ」という名前がつきました
斑入りのような鲜明な色のコントラストが人気です
見分け方のポイントまとめ
見分けポイント | 夕映え | キウイ |
---|---|---|
葉の色 | 赤・オレンジが主流 | 黄・緑・赤のトリカラー |
模様の入り方 | 均一に色づく | 縁が黄色くなる |
葉の形 | やや細長くとがる | 丸みが強い |
色づく時期 | 秋~春 | 年間を通して |
若いうちは似ていますが、光に当たって色づいてきたら一目で違いがわかります
キウイは黄色の縁取りが特徴的で、夕映えは全体の赤みが強調されます
育て方は似てますが日光と水の好みに違いがあります
夕映えとキウイはどちらも多肉植物なので基本の育て方はとても似ています
でも日光の強さや水やりのタイミングにはちょっとした違いがあります
その違いを知ればもっと元気に長く育てられます
日照への好みの違い
- 夕映えは強い日差しをしっかり当てて育てる
- 十分な光で赤みがきれいに出る
- 夏の直射日光は葉焼けするので注意
- キウイは明るい日陰や半日陰が好き
- 強い日差しで黄色の葉が傷みやすい
- 特に夏は午後だけ日陰になる場所がベスト
夕映えはしっかり日に当てて色づかせるタイプ
キウイはやさしい光でトリカラーを保つように育てる
水やりのタイミング
項目 | 夕映え | キウイ |
---|---|---|
水やり頻度 | 土が完全に乾いてから | 表面が乾いたら少し休んで |
夏の管理 | 休眠ではないが控えめ | 半休眠気味で極力控える |
冬の水 | 月1回程度で十分 | 乾燥気味に管理 |
どちらも水をやりすぎるとすぐ根腐れするので要注意
特にキウイは水切れより水もち耐性が弱いとされています
置き場所の選び方
- 夕映え:朝から昼までしっかり日が当たる屋外
- ベランダや庭の南向きがおすすめ
- 室内なら南向きの窓辺
- キウイ:午前中に日が当たり、午後は日陰になる場所
- 軒下や木の影になるところが理想
- 室内なら西日が当たらない東向きが良い
正しい光の量を当てることで、それぞれの良さを引き出せます
詳しくは多肉植物の置き場所選びのページも参考にしてください
初心者にはどちらもおすすめですが置き場所で選びましょう
夕映えもキウイも丈夫で育てやすく、多肉デビューにぴったりです
でも置き場所の条件で、どちらが向いているかが決まります
自分の環境に合わせて選ぶのが失敗しないポイントです
こんな人には夕映えがおすすめ
- ベランダや庭で屋外栽培したい
- 朝から昼まで日が当たる窓辺がある
- 赤やオレンジの発色が好きな人
- しっかり日光を当てられる環境
- 水やりは忘れがちだけど乾かし気味
日当たりの良い場所ならどんどん大きくなってくれます
秋から春にかけての発色は本当に見事です
詳しくは多肉植物 育て方の基本もチェック
こんな人にはキウイがおすすめ
- 室内で育てたい
- 午後は日陰になる場所しかない
- 黄色や緑のコントラストが好きな人
- 明るい半日陰の環境がある
- 水をやるのが頻繁な人
キウイは室内の明るい場所でも比較的育てやすい
トリカラーの葉がインテリアとしても人気です
室内栽培のコツは多肉植物は室内でも育てられる?を参考に
初心者向け選び方チャート
あなたの環境 | おすすめの多肉 |
---|---|
屋外・午前中~昼まで日が当たる | 夕映え |
室内・東向きの窓辺 | キウイ |
午後は日陰になる | キウイ |
日差しが強い西向き | 夕映え(夏は注意) |
水を忘れがち | 夕映え |
どちらも増やしやすいので、環境がわかればあとから変更も可能
増やし方は多肉植物を増やす方法を確認
増やし方や管理のコツも知っておきたいポイントです
夕映えとキウイはどちらも増やしやすく、挿し木や葉挿しから簡単に新苗ができます
知っておくと役立つ管理のコツも合わせて紹介します
増やし方の基本
- どちらも茎を切って挿し木するのが簡単
- 切り口は1日~2日乾かしてから植える
- 葉を一枚ずつ外して葉挿しも可能
- 春か秋の成長期に行うと成功率が高い
- 小さな子株が葉の付け根から出やすい
特にキウイは脇芽を出しやすく、自然と株が増えていく
脇芽の取り方は多肉植物 脇芽 取り方を参考に
植え替えのタイミング
項目 | 夕映え | キウイ |
---|---|---|
植え替え頻度 | 2~3年に1回 | 1~2年に1回 |
最適な時期 | 春(4~5月) | 春(3~4月) |
根の張り具合 | ゆっくり | やや早い |
根詰まりし始めたら植え替え時です
新しい土を使うのが基本で、多肉植物 土 作り方も参考に
管理の注意点
- 夏は高温多湿に注意、風通しを良くする
- 冬は5℃以上ある場所で管理
- どちらも肥料は年に1~2回で十分
- 水やり後は鉢底から水が出るまでしっかり
- 蒸れ防止に通気性の良い鉢がおすすめ
冬の外での管理は寒さに弱いので注意
詳しくは多肉植物を冬に外に放置していいですかをチェック
病害虫対策も忘れずに、こまめにチェックしましょう
参考:多肉植物の病害虫対策